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ターコイズ色の畔

off.jpg

誰得オフレポ最終回。

第一回:ミスティック・ライダー
第二回:早天の慈雨
第三回:いのち崖っぷち

 琵琶湖は紅蓮の炎に包まれていた。

「ハァハァ…」
 夕方は失くした右腕を見つめながらただひたすら国道一号線を下り続けた。

「まさかコンビニでひこねのよいにゃんこをけなしただけであんなことになるとは…」


―数分前

「おいおい、これひこにゃんだろw」
「え、違うんすかwwww」

 彦根に着いたコンビニで真っ先に出迎えてくれたのはひこねのよいにゃんこだった。夕方はあからさますぎる類似品にただ笑うしかなかった。

 ゴゴ・・ゴゴゴゴ・・・

 突然あたりが暗くなり、湖の色がターコイズブルーからマゼンタに変わっていくのを見た。

 信じられないスピードで雷雲が形成され大雨が襲った。風が吹き荒れハリケーンが夕方たちを襲った。気温も優に40度を越えていた。もはやそこから逃げることしかなかった。


「俺たちは滋賀県の怒りを買ってしまったんだ」
 夕方と同じくボロボロになったカナタが言った。背中には気を失ったガンクを背負っている。栗は泣きながら空に叫んだ。風船はアル中で入院した。

 燃え上がる琵琶湖は水面がだんだんと上昇し、琵琶湖オフご一行のわずか五メートルまでに接近してきた。

「もう駄目だ…」
全員が諦めかけたその時だった。

「僕が犠牲になります!皆さん今までありがとうございました!」

 れん君が琵琶湖に飛び込んでいった。

 ゴゴ・・ゴゴゴゴ・・・・

 琵琶湖の水はさらに勢いを増して夕方たちを飲み込んでいった。
 そこには何も残らなかった。


「ここまでが50年前の夏に私が体験したことだよ」
 老紳士が微笑む。

「それで、飲み込まれた人たちはどうなったのですか」
「…」
 優しそうな老人の目が少し冷えた。私の質問に答える気はあまりないようだ。

「あ、そういえば写真も残っていたかな…あったあった」
 
 生還者が撮ったであろう古ぼけた写真には、ただ一人だけが姿を消していた。

9360812_20100203132112.jpg

2010/02/02 00:00 | 企画COMMENT(3)


突然雰囲気が変わってますね。
ガストにリアリティを忘れてきたのかな。
No:320 2010/02/04 18:08
R.ogawa #NhByBAzo URL [ edit ]

これってもう一人が写真撮ってる人って判断でいいんかな。思わずお気に入り登録しちゃったんだけど。ひこねのよいにゃんこ
No:321 2010/02/05 03:51
ケアル #pRcXzML2 URL [ edit ]

>>R.ogawa様
記憶なくして帰ってきましたからね。

>>ケアル様
1日目の最後の写真と比較していただくとよくわかる。
No:322 2010/02/05 22:18
カナタ #- URL [ edit ]












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