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モジョラシー

IMG_41432.jpg
八月の最後に星空を見ながら七輪でししゃもを焼くことになった。
「喪女に俺はなる!」と海賊漫画ばりに豪語していた先輩の家(の屋上)に僕は向かった。

そもそも先輩は「あ、私一生モテないわ」と悟ったのが中三で、その時すぐに母親にマッサージ器を頼んで購入してもらったと言うクラウチングスタートも完璧なベテラン若手喪女である。
その後も喪女路線に迷いはなく、持ち前の重圧で数個の電マを着実に再起不能にしているという話だった。

しかし何故レズになるのか?
察するに不の極地を進み続けて辿り着くのは最果てではなく真逆側だったということだ。
女としてのマイナスを突き進んだ結果、男のプラスに転化してしまったのだと俺は思った。

どうにか落としたいの!と美女と野獣でいえば野獣に近い先輩は意気込んでいたが、この年齢で処女かつ喪女かつレズっつーのはわりと少数派(というか初めて会った)だったので、ロクなアドバイスも出来ないままにエールを送った。 

「しかし良かったじゃないですか、僕が一生なれないと泣きじゃくった悲願のレズビアンになってください」
「うん頑張る。昔は五十嵐くんのこと好きだったんだけど、どうしちゃったんだろな私」

僕は聴こえないフリをしながらししゃもを焼いて少しむせた。

2010/09/03 00:00 | 日常COMMENT(0)














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